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InfraTec社製サーモグラフィ 採用例・アプリケーションノート

高性能なサーモグラフィは、ハイレベルな研究開発や調査、そして精密さを要する品質検査など、様々な分野で幅広く利用されています。
ここでは、InfraTec社の高速・高感度・多機能サーモグラフィシリーズの各分野での採用事例・アプリケーションノートをご紹介します。
2022/7/7 一部事例の和文での掲載を開始いたしました。

InfraTec社 サーモグラフィ製品一覧

デモ機あり(ImageIR® 8300 hp)
デモ・ご評価依頼受付中

2024年4月: 赤外線サーモグラフィの恩恵を受けるレーザー技術 開催

開催日程: 2024年4月24日(水) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2024年2月: 無料Webinar(英語) -サーモグラフィを使った気流解析 開催

開催日程: 2024年2月21日(水) 18:00~20:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年11月: 無料Webinar(英語) -最高水準のハイスピードサーモグラフィ 開催

開催日程: 2023年11月7日(火) 18:00~20:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年6月: 無料Webinar(英語) -サーモグラフィを使った気流解析 開催

開催日程: 2023年6月14日(水) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年4月: 無料Webinar(英語) -パワー半導体向け精密・非接触・高速サーモグラフィ・ソリューション 開催

開催日程: 2023年4月18日(火) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年3月: 無料Webinar(英語) -顕微サーモグラフィ:マイクロスケールでの非接触温度測定(InfraTec) 開催

開催日程: 2023年3月29日(水) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年3月: 無料Webinar(英語) -まるごとサーモグラフィ:赤外線技術の世界をご案内(InfraTec) 開催

開催日程: 2023年3月22日(水) 22:00~01:00(深夜)(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年2月: ハイエンドサーモグラフィ ImageIR®のデモ機を導入

VGA高速・高拡張性モデル、ImageIR® 8300 hpのデモ機を導入しました。デモ・評価ご希望の方はお問い合わせフォームからご相談ください。
基本仕様等はこちらからご覧ください。


2023年 2月: 無料Webinar(英語) -電子部品・IC(集積回路)の検査におけるロックインサーモグラフィの活用(InfraTec) 開催

開催日程: 2023年2月9日(木) 18:00~20:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年11月: 無料Webinar(英語) -まるごとサーモグラフィ:赤外線技術の世界をご案内(InfraTec) 開催

開催日程: ① 2022年11月23日(水) 22:00~01:00(日本時間)  ② 2022年11月24日(木) 06:00~09:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年11月: 無料Webinar(英語) -改善されるエネルギーへのサーモグラフィの活用:再生可能エネルギーの高効率化と安全 開催

開催日程: ① 2022年11月10日(木) 18:00~20:00(日本時間)  ② 2022年11月11日(金) 06:00~08:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年10月: 無料Webinar(英語) -非破壊・非接触、効率的な材料試験 開催

開催日程: ① 2022年10月26日(水) 22:00~23:30(日本時間)  ② 2022年10月27日(木) 05:00~06:30(早朝)(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年 6月: 新モデルをリリース!小型ズームサーモグラフィ『ImageIR 6300 Z』発売開始!

InfraTecのImageIR®シリーズに新モデルが登場。7.5倍光学ズームレンズ搭載、フルレンジ放射温度較正仕様でどんな画角でも±2%の高精度で温度測定できます。さらに、ドローン搭載用途などに適した小型設計(2kg)、メンテナンスコストを抑える長寿命クーラータイプです。(モデル一覧からカタログをご覧いただけます。)

InfraTec社製 ハイエンドサーモグラフィ ImageIR®

InSbやMCTなどの冷却式量子型検出器を採用し、感度・速度ともに業界最高水準の冷却式サーモグラフィシリーズ、ImageIR®の国内・海外採用事例およびアプリケーションノートです。

InfraTecサーモグラフィ ImageIR®

【国内】

応用事例/アプリケーション 概要

オートモーティブ

建設用車両の性能試験[PDF](英文)

顧 客: 株式会社ブリヂストン 様

モデル: ImageIR®8325

測定手法/分野: アクティブ・サーモグラフィー

鉱山採掘で使用される無人オフロード・ダンプ・トラックは300トン以上の鉱物を運ぶため、タイヤにはすさまじい負荷がかかります。タイヤメーカーのブリヂストンでは、重機用超大型タイヤの性能試験のためにImageIR®を導入されました。タイヤへの異なる荷重やスピードに依る負荷を熱変化として精密に測定することが必要で、高感度と高速測定が両立できるImageIR®が採用されています。

【海外】

応用事例/アプリケーション 概要

オートモーティブレーザー加工

レーザー溶接車体部品の品質検査[PDF](和文)

原文[PDF](英文)

顧 客: Volkswagen(独) 様

モデル: ImageIR®5300

測定手法/分野: 非破壊検査、アクティブ・サーモグラフィー

Volkswagen社では、車体コンポーネントのレーザー溶接部の接合確認を行うためにImageIR®を使った非破壊検査システムを導入されました。フラッシュランプを使用したアクティブサーモグラフィーによって、部品表面の熱伝搬を測定することにより、浮きや欠陥を非接触・非破壊で見つけ出すことができます。感度と速さを両立するImageIR®を利用すれば、このような素早く変化する事象を精密に観察することができます。

エレクトロニクス

電子部品熱解析[PDF](和文)

原文[PDF](英文)

顧 客: Fraunhofer Institute for Silicium Technology (ISIT)(独) 様

モデル: ImageIR®8300

測定手法/分野: 顕微サーモグラフィー

フラウホーファー研究機構のシリコン技術研究所(ISIT)では、電子部品の(熱)解析に、顕微レンズを搭載したImageIR®が導入されました。高倍率、高精細で高速な測定はもちろん、微小な温度変化で広い温度レンジに対応した複数のキャリブレーションを搭載、ソフトウェア上での1画素ごとの放射率補正機能で(基板上の)部品ごとに異なる放射率に対応できるなど、ImageIR®には電子部品の熱解析に適した機能が充実しています。

レーザー加工

CFPR加工用レーザーの熱分析[PDF](英文)

顧 客: Laser Zentrum Hannover e.V. (独) 様

モデル: ImageIR®8300

測定手法/分野: 高速サーモグラフィー

光工学とレーザーに関する研究機関のLazer Zentrum Hannover e.V.(LZH)では、炭素繊維強化プラスチックの切断や溶接といったレーザー加工プロセスの調査、評価にImageIR®を導入されました。速さと高度なキャリブレーション性能を両立するImageIR®では、このような一瞬のプロセスを±1%の精度で測定することができます。また専用の高性能なレンズを各種揃えており、測定対象から距離が離れていても対応できます。

エネルギー

風力タービンの回転ブレードにおける境界層の観察[PDF](英文)

顧 客: Deutsche WindGuard Engineering GmbH(独) 様

モデル: ImageIR®8300

測定手法/分野: 非破壊検査

近年サーモグラフィーは風力発電のブレード(翼)に生じる境界層のふるまいの研究に有効なツールとなっています。これは、層流より乱流のほうが熱伝搬の抵抗が顕著に少ないという現象です。極端に短い露光時間が可能なImageIR®と専用の200mmレンズを組み合わせることで、数百メーター先の運用中のブレードのコンディションを画像流れ無くリアルタイムに知ることができます。

エネルギー

コンバインドサイクル発電用タービンブレードのセラミックコーティング状態検査[PDF](英文)

顧 客: SIEMENS AG(独) 様

モデル: ImageIR®8320

測定手法/分野: 非破壊検査、熱最適化

Siemens社では、コンバインドサイクル発電用のタービンブレード製造における、セラミックコーティングの品質検査にImageIR®を導入されました。インターフェースの柔軟性やトリガー機能に優れたImageIR®は、既存の検査システムへの導入や外部の励起デバイスと組み合わせてのアクティブ・サーモグラフィー測定など、多様な導入環境に対応可能です。

材料研究

金属サンプル(アルミニウム)の応力分析[PDF](英文)

顧 客: -

モデル: ImageIR®8300 hp

測定手法/分野: 高速サーモグラフィー、アクティブ・サーモグラフィー

静止した物体に外部から機械的な圧力を加えると、内部のかかるストレスが温度の変化(上昇)として表れます。本レポートでは、金属に繰り返し負荷をかけながら、ImageIR®でロックイン撮影した解析結果を詳細に解説しています。

レーザー加工研究

レーザーはんだ付けプロセスの熱分析[PDF](英文)

顧 客: Aalen University LaserApplicationCenter(LAC)(独) 様

モデル: ImageIR®8300 hp

測定手法/分野: 高速サーモグラフィー、マイクロスキャン

アーレン大学のLaserApplicationCenter(LAC)で行われるレーザーに関する研究で実施された、径の異なる2つの細いパイプが重なる部分のごく狭いすき間を、レーザーを使ってろう付けする工程をImageIR®で測定する試験のレポートです。1000℃以上の高温中で行われる高速で緻密なレーザー加工プロセスを測定・解析するにはハイレベルなサーモグラフィーが必要です。この試験では、ImageIR®のマイクロスキャン機能と10GigEインターフェースを活用し、1メガピクセル以上の画素と355Hzの速さで測定されています。

研究

冷却効果(弾性熱量効果)研究におけるNiTiワイヤの観察[PDF](英文)

顧 客: Saarland University(独) 様

モデル: ImageIR®9300

測定手法/分野: 高速サーモグラフィー、顕微サーモグラフィー

Saarland Universityでは、材料に機械的に負荷をかけることによって生じる弾性熱量効果を活用した冷却効果の研究でImageIR®を導入されました。研究に使用されるニッケル-チタン合金のワイヤの径は150µmしかありませんが、ImageIR®の1280 x 1024画素モデルと1x顕微レンズを組み合わせることで、ワイヤの広範囲を15µmの分解能で視野におさめることができます。また、フルフレームで106Hzと必要な速さも備えており、試料に生じる弾性熱量効果を詳細に観察することができます。

研究エネルギー

核融合実験炉におけるダイバータの温度モニタリング[PDF](英文)

顧 客: Max Planck Institute of Plasma Physics(IPP)(独) 様

モデル: ImageIR®9300

測定手法/分野: 高速サーモグラフィー、熱最適化

世界最大のヘリカル型の核融合(発電の)実験炉として知られるWendelstein 7-xのダイバータの温度モニタリング向けに採用されたImageIR®のレポートです。ImageIR®はNDフィルタを複数搭載することで非常に広い温度範囲に対応することができるとともに、高画素タイプを選択することで広範囲の視野を確保することができます。このような特長・機能を活かして、ダイバータの温度の過上昇によりシステムに損傷が発生しないよう監視する役割を担っています。

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InfraTec社製 非冷却研究用サーモグラフィ VarioCAM®

非冷却検出器を採用し、マイクロスキャンによる画素数4倍化やウィンドウイングによる高速化など、ユニークな機能を搭載した研究開発向けサーモグラフィシリーズ、VarioCAM®の採用事例およびアプリケーションノートです。

InfraTecサーモグラフィ VarioCAM®
応用事例/アプリケーション 概要

防災・セキュリティ

炎をとらえる -空撮火災マッピングで消火活動をサポート[PDF](英文)

顧 客: Highland Helicopters(ニュージーランド) 様

モデル: VarioCAM® HD head 800

測定手法/分野: 空撮サーモグラフィー

Hiland Helicopters社では、山火事や森林火災の消火活動をサポートする空撮火災マッピング用のカメラの1つとしてVarioCAMを導入されました。サーマルカメラによる空撮では、火災の煙や塵による影響の少ない画を取得できることや、火炎や地面の温度が把握できることなどのメリットがあります。高画素(HD)、優れたNETD、アサーマル設計、IP67仕様(オプション)、-VarioCAM HD 800は空撮用途に必要な特性を備えたサーモグラフィーです。。

材料製造

オープンダイ鍛造のプロセスモニタリング[PDF](英文)

顧 客: アーヘン工科大学 Institute of Metal Forming(IBF)(独) 様

モデル: VarioCAM® HD head 800

測定手法/分野: 非破壊検査

アーヘン工科大学のInstitute of Metal Forming(IBF)で行われている、オープンダイ鍛造のアシストシステムの研究開発プロジェクトにVarioCAMが使われています。ここでは、VarioCAM® HD head 800を使用し、およそ1,200℃のプロセス中の金属(インゴット)の表面温度を2m先から1,024×768ピクセルの多画素で、±1%の温度精度で測定しています。測定データはリアルタイムでのプロセス確認、修正に使われています。

材料製造

溶接継目の品質保証に向けたインラインプロセスコントロール[PDF](英文)

顧 客: Technische Universität Ilmenau(TU Ilmenau)(独) 様

モデル: VarioCAM® HD head 800

測定手法/分野: 非破壊検査

TU Ilmenau(イルメナウ工科大学)の品質保証・工業画像処理グループは、溶接接合のインライン制御用にVarioCAMを使用しています。溶接中の金属は状態の変化により放射率も変化するため、正しく温度を測定する事は困難です。しかしながら、放射強度の分布とラインプロファイルをモニタリングする事により、溶接接合中の溶接跡(ビード形状)を可視化し、工程の良否判定が行える事を実証しました。

研究

未来の種子(農業分野植物研究)[PDF](英文)

顧 客: KWS SAAT SE & Co. KGaA(独) 様

モデル: VarioCAM® HD head 900

測定手法/分野: 長期モニタリング

植物育種事業を営むドイツのKWSでは、干ばつや害虫に対する植物の反応を観察するためにVarioCAMを採用しました。測定を屋外で行う為に、耐環境性を高めるIP67のケーブルインターフェースと、測定温度精度を高める機能を導入しました(オプション)。更に、マイクロスキャンテクノロジーにより、2,048×1,536画素の高解像度のデータを取得可能です。そして、GigEにより既存のネットワークに簡単に接続出来、提供されるSDKにより既存の測定システムに組み込むことも可能です。

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