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ガスセンサ Q&A

アナログ信号出力は可能ですか?

はい。BASIC EVO、FLOW EVOは、アクセサリのアナログ変換回路「CONNECT INTERFACE」を用いてアナログ信号出力が可能です。

(0)4 – 20 mA、0 – 2 V DC、0 – 5 V DC、0 – 10 V DC

 

TRANSMITTER EVOは、標準でCONNECT INTERFACEを内蔵しています。

NDIRではどのようなガスを測定できますか?

CO2、CO、SF6、CH4、SO2、NO、Refrigerants(冷媒ガス)、N2O、SO2F2などです。

すべてのガスを同じように測定できますか?

いいえ。各ガスは基本的に異なる赤外吸収特性を持っています。

SF6とCO2の吸収は非常に大きく、ppm範囲でも良く測定できます。

一方で、COやC2H4は、吸収が小さく測定が非常に困難なガスです。

また、異なるガスが混合ガス中にある場合、干渉によって測定値に誤差が生じる可能性があります。

O2(酸素)を測定できますか?

はい。NDIRや光音響法(PAS)ではO2を測定できませんが、他方式のO2センサをご提案可能です。

H2O(水蒸気)を測定できますか?

いいえ。smartGASではH2O測定センサを取り扱っておりません。

しかし、H2Oは赤外線を吸収するため、他ガス用センサの正確な測定を妨げる可能性があります。

したがって、ガスクーラや乾燥材などガス乾燥用アクセサリのご使用をおすすめします。

1度に複数のガスを測定できますか?

はい。一部のガスについては、マルチガス濃度センサ(SILAREX)をお使いいただけます。

その他のセンサでは、各センサ1つで測定できるガスは1つのみですが、必要に応じて複数のセンサを組合せてお使いいただくことが可能です。

ダスト(粒子)や水分(湿度)は測定にどのような影響を与えますか?

FLOW EVOやSILAREXのセンサは「0.1~1.0 l/min」の流量用に設計されています。

測定ガスが、ポンプとガスチューブを介してプロセスラインから抽出し、洗浄および乾燥後、センサに供給してください。

除塵フィルタや乾燥器を使用しない場合、粒子や湿気が正確な測定を妨げ、センサを損傷する可能性があります。

 

センサの仕様要件に合わせてユーザ側でアクセサリをご用意いただくか、smartGASのガスセンサ用アクセサリをお使いください。

センサはどの流量で動作できますか?

ガス測定には「0.1〜1.0 l/min」の流量が推奨基準として確立されています。

この範囲よりも流量を大きくすると背圧が発生し、測定値が正しくなくなる可能性があります。

非常に低い流量では、センサ内ガス交換のためのパージ時間が長くなりセンサの動作がより遅くなります。

 

FLOW EVOやSILAREXのセンサについては、ほぼすべてのモデルが「0.1~1.0 l/min」の流量範囲で設計されていますが、

詳細については各モデルのデータシートをご覧ください。

センサはどの温度で動作できますか?

動作温度(周辺・ガス温度)はセンサの種類によって異なります。

 

FLOW EVO:0 – 50 ℃

BASIC EVO:-10 – 40 ℃、BASIC EVO(冷媒ガス):-20 – 40 ℃

TRANSMITTER EVO:-20 – 40℃

SILAREX:10 – 40 ℃

PAS:10 – 40 ℃

 

詳細については各モデルのデータシートをご覧ください。

メンテナンスは必要ですか?

はい。smartGASのセンサは低メンテナンス性が特長ですが、一般的な測定器と同様に、定期検査と必要に応じた調整が必要です。

smartGASキャリブレーションソフト「smartGAS Calibration Tool(無料ダウンロード)」を使用してユーザ側でキャリブレーション(較正)をしていただけます。

ソフトウェアを使用せずにキャリブレーションができますか?

はい。アナログ変換回路「CONNECT INTERFACE」を用いて、ジャンパを介してNP(zero point)とEP(end point)を設定(キャリブレーション)できます。

詳しくは各マニュアルをご参照ください。

キャリブレーションはどれくらいの頻度で行う必要がありますか?

キャリブレーション頻度は、アプリケーションや環境によるため一概に設定することができません。

ガスセンサの多くのアプリケーションでは、規範的または法的に検査・較正間隔が規定されていることがあります。

(ガスの前処理(除塵/乾燥)の品質が、センサの精度・機能に影響を及ぼすこともご承知おきください。)

デザインインの一環として実際の条件下で長期的なテストを実施し、その結果をもとにキャリブレーション頻度を決定することをおすすめします。

キャリブレーションガスはどのようなものが必要ですか?

ZEROガスには、ドライN2 100Vol.%をご使用ください。(Biogas用など、一部モデルはZEROガスが異なります。ご確認ください。)

SPANガスには、センサの最大測定濃度(FS)のご使用を推奨しております。

2つ目以降のSPANガスについては、smartGASキャリブレーションソフトを用いる場合

「(FS)-(FSx60%)~(FS)+(FSx40%)」の範囲で設定が可能です。

例:最大濃度(FS) 50Vol.-%のセンサでは、20~70Vol.-%となります。

センサはドリフトフリーですか?

いいえ。smartGASセンサ(2波長式NDIR方式)は長期安定性が特長ですが、他の測定技術や製品と同様にドリフトがあります。

これは光源および検出器の変化(経年劣化)によって引き起こされるものです。

したがって、センサはZEROとENDポイントを定期的にチェックし、必要に応じて再較正(キャリブレーション)する必要があります。

再較正は、Modbusコマンドまたは無料のキャリブレーションソフトウェアsmartGAS Calibration Toolを用いてユーザサイドで実行できます。

光源は交換できますか?

はい。光源を交換する場合、システム全体(センサ)の再較正が必要です。

これはsmartGAS社によってのみ行うことができます。詳細についてはお問合せください。

センサを工場出荷時の設定にリセットできますか?

はい。smartGASキャリブレーションソフトウェア「smartGAS Calibration Tool」を用いて、工場出荷時の設定へのリセットが可能です。

センサが期待どおりに機能しない場合や、テスト中に「間違った較正」が行われた場合は、このツールを使用してリセットを実行できます。

測定濃度はどのようにモニタリングできますか?

測定濃度は、アナログインタフェースを介して電流または電圧として読み出すか、Modbusデータバスを介してデジタルで読み出すことができます。

また、アクセサリの「PC接続用USBキット」と無料のソフトウェア「smartGASキャリブレーションツール」や「ロガーソフトウェア」とPCを用いて、簡単にデータの表示・ロギングを行うことも可能です。

データシート・取扱説明書

  • データシート

各ガス種ページより、各型式をクリックしてご確認ください。(英文)

ガスセンサ

 

エチレン / C2H4

メタン / CH4

臭化メチル / CH3Br

二酸化炭素 / CO2

一酸化炭素 / CO
フッ化スルフリル / SO2F2
亜硫酸ガス / SO2
一酸化窒素 / NO
亜酸化窒素(一酸化二窒素) / N2O
アンモニア / NH3
六フッ化硫黄 / SF6
冷媒ガス (フロン・代替フロン)

その他アクセサリ・ソフトウェア

ガスセンサ用アクセサリのページへ

 

  • 取扱説明書(マニュアル)
FLOW EVO マニュアル(英文)

BASIC EVO

マニュアル(英文)
TRANSMITTER EVO マニュアル(英文)

PAS

マニュアル(英文)
CONNECT INTERFACE マニュアル(英文)

 

  • ソフトウェア

キャリブレーションソフト

The smartGAS Calibration Tool

メーカサイトでダウンロード

ロガーソフト

The smartGAS Data Logger

メーカサイトでダウンロード

 

製品に関しご不明点やご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。

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