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ガラスNG!? 非接触温度測定用の窓って?要注意ポイントも解説 後編

前回のあらすじ

 

 

注意

このページは後編です。前編はこちら。

 

 


 

 

今回は、赤外線透過窓として人気の
Geの弱点対策について解説します。

 

その前に、前回のまとめはこの通り。

 

 

☆非接触温度測定には主に8~14㎛の遠赤外線が使用される

 

☆遠赤外線を透過しないガラスや石英の窓はNG

 

☆諸特性に優れたGe窓がよく選ばれる

 

☆Geは弱点が存在する

 

 

では、そのGeの弱点とは一体何でしょうか。

Ge窓の弱点とは

 

それは

高温で使用できない

ことです。

 

 

高温物体のような容易に触れられない対象の温度測定が可能

というのは非接触温度測定の大きいメリットの1つです。

 

 

そのため、容器や炉が高温に加熱されることも

決して珍しくありません。

 

 

ですが、Geの透過率は

温度の上昇と共に低下してしまうため

高温での使用が難しいのです。

 

 

高温環境で非接触温度測定を行いたい場合

どのような手段があるでしょうか。

高温の対策について

 

Ge窓の温度が数十~100℃を超えるような場合

取れる対策は大きく分けて2つです。

 

 

1つは、空冷・水冷機構を用意すること。

 

適切な冷却で加熱を抑えられる場合は

Geを使用することができます。

 

ただし、空間的な制約や冷却能力の限界が

障壁になるケースもあります。

 

 

もう1つは、Ge以外の窓材を使用することです。

 

Ge以外にも赤外線の透過材料は多数存在

その中には優れた耐熱性を持つものもあります。

 

しかし、耐熱性以外のデメリットがある場合もあるため

どれを選んでもいい、というわけではありません

 

 

各材料の特性を熟知した上で使用環境・条件に最適なものを選ぶ

ことが、最も重要なことです。

まとめ

 

☆Geは高熱が弱点

 

☆対策として冷却するか他の窓材を使用する

 

各材料の特性を知ることが大事

 

 

 

 

「そんなこと言われても、赤外線透過窓の情報なんて簡単に手に入らないよ」

という方もご安心ください。

 

 

こちらのページで、諸特性をまとめて確認できます!

 

 

最適な窓材探しに、是非ご活用ください。

 

 

ご質問がある場合は

お気軽に弊社までお問い合わせください。

 

 

赤外のプロフェッショナルが

お客様毎に異なる「最適な窓材をご紹介します。

関連項目

 

赤外窓(製品ページ)

 

Ge窓(製品ページ)

 

窓材の特性一覧

 

ガラスNG!? 非接触温度測定用の窓って?要注意ポイントも解説 前編

 

 

 


株式会社アイ・アール・システムは、赤外線を中心とした光計測機器・部品の輸入販売商社です。
半導体製造、宇宙航空開発、医学研究などの最先端の分野において、世界各国のユニークで優れた製品をご紹介しています。
専門知識を持つ技術者も在籍し、各種デモ機による測定/レンタルも行うなど、総合的なサポート体制が整っています。


 

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