技術情報TECHNICAL INFORMATION

⑥広範囲型スキャナ

美術品などの測定対象を高度に安定し、常に高精度でスキャンできるシステムです。5μm刻みでスキャンを行うことが可能で、マクロモードでは25μmの空間分解能の撮影ができます。CAMLIN Photonics社のユニークな表面曲率形状モニター・補正システムにより、測定対象の形状が変化しても、全スキャンエリアに渡って均一なフォーカスと撮影スポットサイズを維持できます。

 

仕様

単位

スキャン動作方向 X, Y, Zs, and Zm

最大スキャン範囲(X-Y)

2,200 x 2,200

mm2

最大画素数

88,000 x 88,000

pixels

スキャンステップ幅

5

µm

空間分解能

≧25

µm

X-Y ポジションフィードバック

エンドコード処理

Zs, 撮影距離

0 to 3,000

mm

Zs, 撮影距離ステップ幅

0.5

mm

撮影距離計測用レーザ距離計

2

Zm, マクロステージ調整幅

± 75

mm

Zm, マクロステージ分解能

0.5

mm

Zm 制御

リアルタイム撮影距離計測及び測定対象表湾曲に対する自動距離調整システム

搭載カメラ重量

≦50

kg

搭載カメラ

スペクトラルカメラ(VNIR、NIR、SWIR)、観測用カラーカメラ

 

Zmマクロステージ(撮影距離調節)

 絵画の測定上共通して問題となることは、絵の具の厚み等により表面が平らではないため、撮影距離の変動が生じてしまうことです。特にマクロ撮影においては、これが無視できない影響となります。例えば、どのような画角での測定であっても、測定スポットの大きさは測定対象とカメラの距離に応じて変化してしまいます。また、被写界深度が足りずにフォーカスが合わなくなってしまいます。その為、測定システムで補正することが重要となります。

 

 そこで、CAMLIN Photonics社では非常に低出力で高精度のレーザ距離計で対象物の表面形状を測定しています。それに応じて、Zmマクロステージが測定対象の形状に合わせてリアルタイムで撮影距離を調整します。この機能により、測定対象物に常にフォーカスし、一定のスポットサイズで計測できるだけでなく、対象物の表面の形状地図を作成することができます。

 

レーザ距離計(撮影距離測定)

仕様 単位 絵画表面(解説図)
精度 ± 0.5 mm
再現性 ± 0.3 mm
測定範囲 0.05 to 50 m
最速測定速度 50 Hz
高精度のレーザ距離計による暫定最適距離(レッドライン)の設定で、スキャン時フォーカス、スポットサイズ維持をサポートします。

 

その他の項目については以下のリンクをご覧下さい。

①ハイパースペクトルカメラでの見え方  ②装置概要  ③主要機能及び特長  ④回転型スキャナ  

⑤デスクトップ型スキャナ  ⑥広範囲型スキャナ  ⑦光源 その他

 

 

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