技術情報TECHNICAL INFORMATION

⑤乳製品

 乳製品でも、ハイパースペクトルカメラの分光特性から化学組成を測定することが可能です。例えば、NIRやSWIRの波長帯を使用すると、脂肪タンパク質炭水化物の含量に基づくチーズの分類ができます。ハイパースペクトルイメージングの測定データから、硬さ、水分、脂肪の分布や、チーズの保存や安全性に関わる物質の有無を示すことができます。さらに、チーズや他の食品へのプラスチック混入の検出にも使用されています。

 ミルクなどの不透明な食材において、VNIRにおける吸収や散乱は脂肪含量に優れた相関性を示します。乳児向けや動物飼料用の粉乳製品にメラミンを添加することによって、タンパク質含量を高く偽装した例が報告されています。NIRは比較的少ないメラミンでも検出できる優れた感度があります。粉ミルク中のメラミンの場合、約200ppm以下の濃度の計測が可能です。

 

 

測定波長帯

検査項目

チーズ

NIR / SWIR

タンパク質、脂質、炭水化物、水分

ミルク

VNIR / NIR

脂質、メラニン混入

その他の検査については以下のリンクをご覧下さい。

   
 
   
 
 

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