赤外線業界で40年以上の経験と実績があり、最先端の防衛宇宙分野や研究機関でも数多くの製品が採用されているCI Systems社。世界各国の赤外線センサ、赤外線カメラ、サーモグラフィの製造メーカでも、製品の試験・校正用に黒体炉など多数の機器が使用されています。その赤外線のスペシャリストCI Systems社が、発熱検知カメラ用に、低価格で使いやすい黒体炉をラインナップしました。
確実な発熱者スクリーニングを行うために、基準熱源 SR8-SPをお役立てください。
製品情報PRODUCT INFO
赤外線計測機器・装置
- 赤外センサ、カメラの試験
- 分光測定
- 赤外カメラ
- レーザー距離計
- 防衛用途関連製品
- その他計測機器・装置
光部品・モジュール
- 光源
-
窓・フィルタ・レンズ
- 赤外窓・ウインドウ
-
赤外レンズ(結像・集光用)
- ゲルマニウム(Ge)レンズ (透過波長帯1.8~23μm)
- シリコン(Si)レンズ (透過波長帯:1.2~15μm / 25~300μm)
- サファイア(Al2O3)レンズ (透過波長帯:0.17~6.5μm)
- フッ化カルシウム(CaF2)レンズ (透過波長帯:0.13~12μm)
- フッ化バリウム(BaF2)レンズ (透過波長帯:0.15~12μm)
- セレン化亜鉛(ZnSe)レンズ (透過波長帯:0.5~22μm)
- 硫化亜鉛(ZnS)レンズ (透過波長帯:0.37~14μm)
- カルコゲナイドガラスレンズ (透過波長帯:0.75~14μm)
- ダイヤモンドレンズ (透過波長帯:220nm~THz・マイクロ波)
- 赤外ビューポート(フランジ付)
- 光学フィルタ
- 赤外カメラレンズ
- センサ(検出器)
- 周辺光学系
- 赤外分光用 試料基板
- NDIRガス濃度計測モジュール
光学部品向け非接触検査・評価装置
その他光学機器・部品
発熱検知カメラ用基準熱源 SR8-SP
製品概要
多くのサーモグラフィにおいては、測定温度精度などの観点から、健常者と比較して温度の高い人をスクリーニングする方法がよく行われます。しかし、健常者でも温度にバラつきが出る、被験者が1人だけの場合は比較が難しい、サーモグラフィの測定温度の変動する、などの問題があります。それにより、サーモグラフィに慣れていない人が使用すると、発熱者を見逃してしまう可能性があります。
そんな場合でも、基準熱源SR8-SPを使用すれば、誰でも簡単に精度の高いスクリーニングが実施できます。
使い方は簡単です。
①SR8-SPをサーモグラフィの撮影画角内に置く
②SR8-SPと被験者の温度を比較する
他にも、サーモグラフィや放射温度計の測定温度が合っているか、日常的な温度確認にも使用できます。
アプリケーション
- 発熱者検知システム用のサーモグラフィー、放射温度計、非接触温度計などの基準熱源、また(簡易的な)日常温度点検用の黒体炉として。
【運用イメージ例】
仕様
口径 | 75 x 75 mm |
温度 | 37 ℃ (出荷時の設定で他の温度も選択可能) |
温度精度 | 0.1 ℃ |
温度安定性 | 0.1 ℃ |
放射率 | 0.98 ±0.01 |
サイズ | Φ170 × 77 mm |
使用環境温度 | 15 ~ 35 ℃ |
電源 | 24V |
三脚固定ネジ | 1/4-20 UNC (一般的な三脚のネジ) |
仕様は予告なく変更される可能性があります。