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赤外カメラ・サーモグラフィー活用例

赤外カメラでのコンクリ屋根の補修前診断・補修後検収は必須!

漏水・コンクリ剥離検査の重要性

近年漏水やコンクリートの剥離の早期発見が建物の安全性・寿命の向上にますます欠かせなくなっています。特に日本の場合、コンクリートの質的問題や躯体の断熱方法などによって建物の耐久年数が欧米に比べ短いと言われています。しかし漏水箇所やコンクリートの剥離を特定するのはそう簡単なことではありません。

最も行われているのは職人さんによる打音検査です。これはコンクリートの剥離を見つけるには信頼性ある方法として広く行われていますが、人手による検査であるため広範囲に渡る検査に不向きですし、高所での検査が危険などの限界もあります。漏水に関しても、基本的には同じ状況ではないでしょうか。

赤外線カメラの特長

最新の赤外線サーモグラフィーを使えば、モニター上にコンクリート内部の水溜りや浮きによっておこる熱の分布をモニター画面で分かりやすく見ることが出来ます。広い範囲を一度に撮影することができ、人の届かない高所でさえもカメラを向けるだけで済みます。撮影したデータ−をパソコンでプリントして簡単に実証的な事前診断や完了検査報告としてまとめることさえも簡単に出来ます。

屋根の漏水1
屋根の漏水2

これまでのサーモグラフィー導入の最大の障壁は価格でした。漏水やコンクリート浮きを見るのに十分な画質(温度分解機能)をもつサーモグラフィーであれば300〜500万円するものが多く、不要な機能が満載で使いこなせないものでした。また200万円を切るものだと、十分な画質が得られないことがあり、漏水の用途には不向きでした。

コンクリート剥離や漏水の検知に絶対温度測定は必要ありません。数多くの機能も不要です。剥離や漏水検知に必要な画質(温度分解能)と低価格であることが重要です。それが満たされればサーモグラフィーの利点は明らかで、下記の通り非常に有益です。

  • 人では検査するのが難しい高所などでも判断することが可能となる
  • 広範囲を一度に見ることができるため検査時間の節約になる
  • 検査漏れの可能性を減らすことができる
  • 絵でコンクリートの老朽化・欠陥を示せるため、お客様に納得していただきやすい
コンクリ剥離 赤外
コンクリ剥離 可視
接着面 赤外
接着面 可視

もちろんサーモグラフィーは万能ではありません。温度差が必要であるため早朝や夕方が撮影に望ましいことや、太陽が当たる面でないと温度差を取り難いことなど弱点もあります。

しかし、今までの作業の効率化、お客様に納得していただける容易さなどそれを上回るメリットがサーモグラフィーにはあります。経験ある診断のプロが適切なサーモグラフィーを持った時、より優れた診断が可能となるでしょう。

これからは、新築、改築、リフォームを問わず、赤外線カメラでの事前診断・事後検査を施工者は必ず行なうようにする、発注主はそれをしっかり依頼することが肝心ではないでしょうか。

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