赤外センサ活用例
概要
赤外センサには様々なタイプがあり、目的に応じたセンサの選定が重要です。大別すると熱型と量子型があり、波長感度分布は以下の図の通りです。
NDIRガス分析
CO2、CO、HCなどのガス分析は車両性能や環境モニタリングなど幅広い分野で必要とされています。NDIRガス分析は、それぞれのガスに固有の赤外吸収波長があることを利用し、赤外線の吸収度合いによってガス濃度を測定する方法です。ガスの吸収が無い参照波長を同時に測定することで、高い精度の濃度測定が可能になります。
炎検知
炎は中赤外領域に固有の放射波長を持っています。これを赤外線センサで測定することで炎検知を行います。煙探知が利用できない場所での火災報知器や、遠距離の炎のいち早い検出が可能です。アレー状のセンサを利用すれば、炎の有無だけでなく、位置の検知もできます。
水分検知
ガス同様、水にも固有の吸収波長があります。特定の赤外波長の吸収度合いを測定することで、水分の濃度を計測できます。この方法を用いることで、食品や紙、その他商品の乾燥具合を非接触で測定できます。
非接触温度計測
物質はそれぞれの温度に応じた赤外線を放射します。この赤外線を測定することで、対象物に触れることなく温度を測定できます。光ファイバーを使って、狭い場所、離れた場所の対象物の温度を測定することも可能になります。
人体検知
人体から放射される赤外線を赤外センサでキャッチすることにより、人の存在の有無を確認できます。家電や照明のエコ運転から、防犯・セキュリティ分野まで幅広く利用されています。






