NDIRガス分析
NDIR方式とは
様々なガスが、それぞれ特有の赤外線吸収波長を持っています。その特性を利用したガス計測の方法にNDIR方式(Non Dispersive InfraRed)があります(下記概略図を参照下さい)。
赤外光源より照射された赤外線は広域の波長を含んでおりますが、ガスセルの中のガスによる吸収で、そのガス特有の波長の赤外線は、ガス濃度に応じた割合で減衰します。
このガスの吸収波長と吸収の影響を受けない参照波長でのセンサーからの信号を比較することで、ppmレベルでの高精度な分析・検知ができます。
NDIRの特長
- ガスの分離不要
- 高性能・高感度
- 高い信頼性
- 長寿命
主な検出ガス
- CO2、CO、HC、メタン、NOx、SO2、各種フロンガス、麻酔ガス
主な用途
- 自動車の排ガス測定
- 麻酔ガス検知
- 室内環境のモニタリング
- ガス漏れ検知
- 火災検知
- アルコール検知
- 冷媒ガス・地球温暖化ガス、その他各種ガス計測に
NDIRに必要な部品
- 赤外センサ

赤外線の各種波長域、感度、応答速度、価格に応じたセンサーをご用意致しております。焦電センサ、サーモパイルセンサ、PbS/PbSe、InGaAs/InSb、MCT、他。
- 赤外光源

擬似黒体放射源と広域の波長域を放射する赤外光源。センサーに応じてパルス光源や特定の狭帯域の波長だけを放射する省エネルギーのLEDやLDをご用意しております。
- 波長選択用フィルタ

特定の選択波長だけを透過させるフィルターです。在庫品のストックフィルターのほか、ご要望に応じたカスタム品、どちらもご用意致します。
- その他周辺部品
- 赤外線透過窓・レンズ

普通のガラスでは透過しない中~遠赤外光を透過する、様々な赤外材料をご用意しています。
例)Ge、Si、サファイア、CaF2、BaF2、ZnSe、ZnS、他。
- 光変調機器

焦電や光導電型センサーには必須で、信号の入/切をチョッピングによって作ります。また、ロックインアンプとの併用でS/Nが向上。広範な周波数(0.2Hz~44.5kHz)に対応します。
- その他

信号増幅のためのプリアンプ、チョッパー使用時のS/N向上のための
ロックインアンプ等もご用意できます。